室蘭方面の磯でロックフィシング!寒さ厳しい冬釣り攻略!昆布根でアイナメをゲットする方法とは?
北海道の室蘭方面は、豊かな漁場と美しい自然が魅力のエリア。
特に冬の釣りでは、昆布根を攻略することで良型のアイナメを狙うことができます。
本記事では、室蘭方面での磯の冬釣り体験をもとに、釣果を出すための具体的な攻略法、安全対策、そして楽しむコツを徹底解説します。
これから冬の室蘭方面での釣りを計画している方は必見です!
1 室蘭方面の釣り場と冬の釣行の魅力
室蘭方面は北海道でも特に釣り場が豊富なエリアとして知られています。
特に冬は、デカアイナメやデカソイなどの巨大な根魚がターゲットとして人気です。
今回訪れたポイントは昆布根が密集するポイントで、根掛かりリスクが高い一方、大型の魚が潜む非常に魅力的なスポットです。
2 室蘭方面での冬の釣行日とコンディション
釣行日は12月中旬、気温は氷点下2℃。
雪と風が吹き荒れる中、うっすらと雪で覆われた険しい岩場を越えて釣り場に向かいました。
寒さが厳しい中、手足の感覚が徐々に失われるような状況でしたが、美しい景色と釣果への期待がモチベーションを支えました。
3 本日のタックル
ロッド:AbuGarcia ソルティースタイル ノーザンカスタム STNS-106M-KR
リール:DAIWA 23レガリスLT3000-CXH
シンカー:クロスファクター バレットシンカー10グラム
フック:ささめ針ロックフィッシュダークレッド(1~2/0)
4 トラブル発生!ファイト中にラインが凍って切れる
ポイントに到着したのは午前8時頃
最初のバイトは約30分後、ロッドが「グッ」と重く曲がりました。
これはなかなか良いサイズのアイナメだ!と思い、根に潜られないよう強引に巻き上げていた最中、突然ラインのテンションが抜ける感覚が。
慌てて確認すると、なんとラインが途中で切れてしまっていました。
おそらく原因は、気温の低さによるラインの凍結。
降りしきる雪と強風でラインが凍結してしまい、魚の引きに耐えられず切れてしまったのです。
この痛恨のミスにより、大型魚との貴重なチャンスを逃してしまいました。
そこで、PEラインをナイロンラインに巻き替える判断をしました。
5 なぜナイロンラインが冬に有効なのか?
凍結しにくい:PEラインに比べ、ナイロンラインは凍結しにくい特性があります。
耐摩耗性が高い:昆布根のような複雑な地形では、ナイロンラインの方が摩耗に強く、根掛かりにも対処しやすいです。
伸びがクッション効果を生む:寒さによるライン切れのリスクを減らし、魚の引きにも柔軟に対応できます。
今回の釣行では、ナイロンライン16lbを使用することで、その後のトラブルを回避し、釣果を得ることができました。
6 室蘭方面の昆布根での釣果に繋がった攻略法
昆布根での釣りは根がかりによるロストが激しく非常に難しいですが、以下の工夫によって良型アイナメをキャッチすることができました。
⑴ ボトムをあえて攻める
アイナメは昆布や岩の隙間に潜んでいます。根掛かりを恐れず、ボトムを狙い、昆布の中をワームで丁寧に引くことで魚の活性を引き出しました。
⑵ ナイロンラインで安全性を向上
凍結リスクの低いナイロンラインに変更したことで、ファイト中のライン切れを防ぎました。また、昆布にラインが擦れても耐えられる耐摩耗性が大きな助けとなりました。飛距離はでませんが、魚は足元にいると確信していたので、近場の魚を釣り上げることを第一に考えました。
⑶ 軽量シンカーを使用
昆布根で根掛かりを回避するため、軽量の10gのバレットシンカーを使用。ボトムを意識して、ふわりと漂わせる操作が効果的でした。風、潮の流れが速く重いシンカーの使用も悩みましたが、根がかりのリスクを軽減させることを最重点として判断しました。
⑷ リフト&フォールで誘う
ワームの自然な動きを演出するため、リフト&フォールを活用。昆布の隙間で丁寧にアクションを加えることで、魚の興味を引きました。
7 良型アイナメとのファイト
釣り再開から約30分後、再び昆布根から強いバイトが!
ナイロンラインに変更したことで凍結のトラブルを回避し、安心してファイトを進めることができました。
強い引きを楽しみながらネットインしたのは、46センチの良型アイナメ。
その後も同じ攻略法で43センチ、40センチを追加し、昆布根攻略の手応えを実感しました。
8 室蘭方面での冬釣りを安全に楽しむための対策
⑴ ライフジャケットの着用
今回の釣り場は高低差の激しい岩場が続くポイントで、万が一の滑落が命に関わります。また、海に転落する可能性もあるので、必ずライフジャケットを着用しましょう。
⑵ 防寒対策と防滑シューズ
低気温と積雪の影響で、体温低下や滑落のリスクがあります。防水性・防寒性に優れた装備と、スパイク付きシューズを使用して足元には十分気を付けてください。
⑶ ライン凍結対策
PEラインの代わりにナイロンラインを使用することで、凍結リスクを軽減できます。また、撥水スプレーの活用や定期的なラインチェックも併せて行いましょう。
⑷ 同行者と連携
険しい釣り場では、単独行動を避けて複数人で行動することで安全性が向上します。
9 室蘭方面で冬釣りを楽しむポイント
昆布根を攻略するには、根掛かりを恐れず攻める勇気と、ラインや仕掛けの調整が不可欠です。
今回の釣行では、ナイロンラインを活用することで寒冷地特有のトラブルを克服し、良型アイナメをキャッチできました。
室蘭方面での釣りでは、低温と根掛かり対策をしっかり行い、安全で快適な釣行を心がけましょう。
10 まとめ
室蘭方面の冬釣りでは、昆布根攻略と低気温の対策が釣果を左右します。
特にライン選びが重要で、ナイロンラインの利用が凍結トラブルを防ぐ大きなポイントとなります。
冬の室蘭方面を存分に楽しんでください!
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