【2026年3月第1週】北海道釣果予測:春の足音と「板マス」開幕!満月大潮の海サクラ&春ヤリイカ戦略仮説

釣果まとめ&釣り予報

 皆さん、こんにちは。ブログ「turibitop.com」管理人の釣り人Pです。今日で2月も終わり、明日からいよいよ3月ですね。
 北海道のアングラーにとって、この「3月」という響きは、長く厳しい冬を耐え抜いたからこそ味わえる、特別な意味を持っています。

くまP
くまP

 こんにちは!相棒のくまPだよ。僕の青いベストもそろそろ春仕様に衣替えしたいくらい、日中の日差しが少しだけ暖かく感じるようになってきたね!

釣り人P
釣り人P

 そうだね、くまP。
 ただ、陸上の暖かさとは裏腹に、海の中はまだ低水温期の延長線上にあり、雪代(ゆきしろ)と呼ばれる冷たい雪解け水も入り始める複雑な時期だよ。
 この変化の過渡期をどう戦略的に攻略していくか、公開されている潮汐表や月齢情報を参考に、今週も現場目線で深掘りしていこう。


【先週の総括】2月最終週(2/22〜2/28)の分析と現場感

 まずは、昨日までの1週間の動きを振り返ります。先週は「上弦の月」を軸としたナイトロックへのシフトを仮説として立てました。

ナイトロック(港湾部):明暗の境界線での検証

 先週注目した24日(火)の上弦の月前後。
 港湾部でのクロソイ・マゾイ狙いは、条件が重なった場面において「壁際のタイトな展開」の有効性が確認できました。

  • 現場の状況:
     沖に向かってキャストするのではなく、足元のキワを1.5g〜2.0gの軽量ジグヘッドでデッドスローに引いたアングラーから、30cm後半の良型ヒットの報告が散見されています。
  • 分析:
     低水温期のソイはストラクチャーにタイトに付き、月明かりの作る「明暗」をうまく利用して待ち伏せの捕食を行っている傾向が、実際の釣果データからも読み取れます。

海サクラマス(日本海側):サイズアップの足音

 島牧、せたな、積丹方面のサーフでは、着実にサイズアップの傾向が見られました。

  • 実態:
     数釣りこそ日ムラが大きいものの、キャッチされる個体の多くが50cmクラスに達しており、いよいよ3月の大型シーズンへの移行を感じさせる1週間でした。

【今週の先取り注目ターゲット】春の使者「ヤリイカ」の早期接岸調査

 今週の戦略を立てる上で、海サクラマスと並んで読者の皆様に意識していただきたい「これからのターゲット」があります。
 それは、積丹半島から小樽方面にかけて春を告げる「ヤリイカ」です。

 例年、3月に入り水温の変化が起き始めると、産卵のために大型のヤリイカ(通称:パラソル級)が防波堤の周辺まで接岸してきます。

  • 戦略的分析(仮説):
     ヤリイカの回遊は、月の満ち欠けと潮の動きに大きく影響を受けます。
     今週後半(3/3〜3/5)の「満月の大潮」は、まさにこの春のヤリイカの「第1陣」が押し寄せるトリガーになる可能性を秘めていると分析しています。
  • アプローチの提案:
     まだ本格的なシーズンインには少し早い「はしり」の時期ですが、夜ニシンやナイトロックの合間に、エサ巻きテーラーや小型のエギ(2.0〜2.5号)を忍ばせておくことを強くお勧めします。
  • 現場からの視点:
     誰もがサクラマスに熱狂する中、静かな夜の堤防でいち早く春のイカを仕留める。
     こうした「季節の先取り調査」も、現場に通い続けるアングラーの特権であり、ルアーフィッシングの醍醐味です。
くまP
くまP

 ヤリイカさん!お刺身にすると甘くて美味しいんだよね。
 サクラマスを狙うお昼も、イカを狙う夜も、3月は忙しくなりそうだね!

釣り人P
釣り人P

 その通り。まだ「絶対に釣れる」時期ではないけれど、変化の兆しを誰よりも早く捉えるために、タックルボックスの隅にエギを一つ入れておく。
 これが次の一手になるはずだよ。


【今週の戦略仮説】3月1日〜3月7日のターゲット

 3月第1週は、週末の「満月」に向かって潮が大きく動く、春の開幕にふさわしいダイナミックな1週間となります。

3月第1週・戦略カレンダー

日付潮回り月齢戦略的ターゲット期待度(仮説)
3/1 (日)中潮11.6海アメマス(河口周辺・濁り回避)★★★★☆
3/3 (火)大潮13.6海サクラマス(板マス狙いのサーフ)★★★★★
3/5 (木)大潮15.6海サクラマス & 春ヤリイカ調査★★★★★
3/7 (土)中潮17.6ロックフィッシュ(夕マズメからの展開)★★★☆☆

【今週の主軸】海サクラマス:満月大潮と「板マス」の回遊仮説

 今週最大の目玉は、3月3日〜5日にかけてピークを迎える「満月の大潮」です。
 ここで狙うのは、3kgを超える大型の海サクラマス、通称「板マス」です。

  • 仮説の根拠:
     3月に入り日照時間が増えると、表層のわずかな温度変化が出始める可能性があります。
     それに伴い、オオナゴやサケ稚魚といったベイトフィッシュの動きに変化が生じます。
     満月の大潮のように潮の動きが大きいタイミングは、これらのベイトを追う大型の回遊個体と遭遇する確率が上がる傾向にあります。
  • 戦略的アプローチ:
     これまでの「デッドスロー」一辺倒から、ルアーのシルエットを少し大きくし、リアクション(反射喰い)を誘う「ストップ&ゴー」や「ジャーク」を織り交ぜるスタイルへのシフトが一つの手となるでしょう。

【今週の注意点】雪代(ゆきしろ)との戦い

 3月特有の現象として、気温上昇に伴う「雪代(雪解け水)」の流入があります。

  • 対策:
     雪代が入ると水温が急低下し、極端な笹濁りが発生します。
     この濁りを嫌うサクラマスを狙う場合、河口から少し離れた「濁りの境界線(クリアな水との境目)」をピンポイントで探し出すことが、勝率を上げる鍵となります。

実戦解説:3キロ超え「板マス」を獲るためのフックセッティング

 今週のターゲットである「板マス」は、これまでの魚とは引きの強さも、口の硬さも別次元です。
 過去10年のフィールドログと照らし合わせても、大型をバラさないためのフックセッティングは釣果を分ける決定的な要素となります。

シングルフックへの完全移行

トレブルフック(3本針)は初期のフッキング率こそ高いものの、板マスの強烈なローリング(回転)によって力が分散し、テコの原理で身切れを起こしやすくなります。

  • 推奨:
     ゲイプ(フトコロ)が広く、軸の太いシングルフックの段差セッティング(ツインフック)への換装を推奨します。
     一度深く刺されば、大型特有の首振りにも柔軟に追従し、バラシのリスクを大幅に軽減できます。

スプリットリングの強化

 フックだけを強化しても、ルアーとフックを繋ぐスプリットリングが弱ければ、一瞬で伸ばされてしまいます。

  • 推奨:
     平打ち加工された強度の高いスプリットリング(#3〜#4クラス)へ必ず交換してください。
     細部のメンテナンスにこだわる準備こそが、一生に一度のトロフィーサイズを獲るための条件の1つです。
くまP
くまP

せっかくの大物が掛かっても、針が曲がっちゃったら悔しいもんね。
僕もPの帽子をしっかり被り直して、気合を入れていくよ!


プロの道具箱:春の訪れを制する「厳選実戦アイテム」3選

 季節の変わり目である3月第1週。
 春の気配と冬の寒さが同居するフィールドを快適に、かつ戦略的に攻略するためのアイテムです。

「偏光サングラス(イーズグリーン等の明るめレンズ)」

 春の海は雪代による濁りや、プランクトンの増加で海中の視認性が落ちます。
 光量が少ない朝マズメや曇天時でも海中の情報(潮目や沈み根)を明るく捉えられるイエローやグリーン系の偏光レンズは、3月の海サクラ戦における強力な武器となります。

「大型ラバーランディングネット」

 3kgを超える板マスを波打ち際でずり上げるのは非常にハイリスクです。
 引き波の力と魚の重量が合わさると、いとも簡単にラインはブレイクします。
 魚体を傷つけず、確実にランディングできる大型のラバーネット(枠径60cm以上)は必須装備と言えます。

「ネオプレンウェーダー & インナーソックス」

 気温はプラスになっても、海水の温度はまだ冬のまま。雪代の影響で、むしろ2月より冷たく感じる日もあります。
 サーフでの立ち込み時間が長くなる釣りにおいて、厚手のネオプレン素材で保温性を確保することは、集中力を維持する上で極めて重要です。


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結び

 2026年3月第1週。
 いよいよ北海道のアングラーが待ち焦がれた「海サクラのハイシーズン」が幕を開けます。
 満月の大潮がもたらす変化のタイミングを見逃さず、仮説を立ててフィールドに向かってみてください。

釣り人P
釣り人P

 釣果も大事ですが、春の訪れを感じながら海に向かってルアーをフルキャストする爽快感は、何物にも代えがたい喜びです。
 安全第一で、最高の春をスタートさせましょう!

それでは、素晴らしい週末と、最高な1週間の釣行を!

釣り人P & くまPでした!


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