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この記事はダイワ公式の公開仕様と販売店の掲載情報をもとにした購入判断ガイドです。筆者による実釣レビューではありません。HRF SX GRは本来、キジハタ・アカハタなどのハタゲーム専用設計のロッドです。北海道のアイナメ・ソイ狙いへ当てはめる部分は、スペックと想定する釣り場から考えた提案であり、釣果や大型魚の取り込みを保証するものではありません。
みなさん、こんにちは!
北海道の港でロックフィッシュを狙ったり、湖でビッグトラウトを追いかけている釣り人Pです🎣

釣り人P、前にHRF SXを紹介していたよね。今回の「GR」は同じHRF SXなら、何が違うの? ぼくも北海道で大きいアイナメを狙いたいけど、4機種のどれを選べばいいの?

通常HRF SXの記事は、ライト〜ミドルロックを含めた番手選び。今回のGRは、2026年に加わったハタゲーム寄りの4機種を、北海道で大型アイナメを意識する人向けに絞って見る記事だよ。先に言うと、基準は85HB。軽いリグを丁寧に扱うなら80MMHB、荒根・深場で重いリグを使うなら90XHB、遠投して巻きの釣りもしたいならスピニングの90MHSだよ。
先に結論!通常HRF SXの次に、根の荒い場所を本気で攻める人が比べる4本
HRF SX GRは、北海道で「何でも1本でこなす万能竿」ではありません。石狩湾新港や室蘭周辺の港、道南・道東の根が荒い堤防や小磯で、重めのワームリグを底へ入れ、掛けた魚に主導権を渡しにくいタックルを組みたい人に向く候補です。港内ライトロックまで幅広く始めたい人は、先に通常HRF SXの記事を確認し、GRは狙うシンカー重量と釣り場がはっきりした段階で比べましょう。
この記事で分かること
✓ 既存HRF SX記事と役割を分けた、2026年GR追加4機種の位置づけ
✓ 4機種の公式仕様と、北海道で想定するアイナメ・ソイ狙いへの当てはめ方
✓ 港・堤防・小磯で使うリグ、ライン、基本の操作
✓ 高価格帯ロッドを見送った方がよい条件と、購入前の確認事項
ダイワ「HRF SX GR」はどんなロッド?
HRF SX GRは、ダイワがグルーパー(ハタ類)ゲーム専用として2026年5月に発売したロックフィッシュロッドです。GRはGROUPERの略。SVFカーボン、X45フルシールド、AIR SENSOR SEAT、V-JOINT、チタンフレームKガイドを採用し、公式は先軽感・操作性・パワーを特徴として案内しています。
ここで大切なのは、ハタ用に作られた説明を、そのまま北海道の実釣結果にはしないことです。北海道で狙うなら、主役はアイナメとソイ類。港の捨て石、消波ブロック際、根が続く堤防の外側、道南・道東の小磯などで、ボトムの変化を感じながらワームを通し、掛けた後に根へ潜られにくいタックルを考える――そんな購入判断に置き換えて読んでいきます。
先に既存HRF SXの記事を読んだ人へ:GRは「後継」ではなく、尖った追加モデル
turibitopではすでに、通常ラインの「DAIWA HRF SX」紹介記事を公開しています。そちらは76MLB-Sや83MB-Sなども含め、港・防波堤のライト〜ミドルロックから考えるための記事です。
いっぽうGRは、GR80MMHB・GR85HB・GR90XHB・GR90MHSという4機種。GRはグルーパー(ハタ類)を示す名称で、通常HRF SXを置き換える「新しい全機種」ではありません。大型アイナメを想定して、根の荒さ・水深・シンカー重量が明確な人が追加で比べるモデルとして読むと、2記事の役割が重なりません。
| 迷っている人 | 先に読む/比べる記事 | 選び方の軸 |
|---|---|---|
| 港内ライトロックも含め、最初のHRF SXを探している | 既存の通常HRF SX記事 | 軽いリグ、取り回し、幅広さ |
| 大型アイナメを意識し、10g以上のリグを根へ入れる場面が多い | 今回のHRF SX GR記事 | 根の荒さ、水深、シンカー重量、ライン |
| ショアブリ・サクラマス・サケが主目的 | HRF SX/GR以外の専用ロッド | 対象魚とルアー、釣り方に合う専用性 |
| 型番 | 全長/自重 | ルアー重量 | PE目安 | 税抜価格 | 北海道でまず考えたい役割 |
|---|---|---|---|---|---|
| GR80MMHB | 2.44m/148g | 5〜28g | 1.0〜2.0号 | 52,000円 | 港・小磯で軽めのリグを丁寧に操作 |
| GR85HB | 2.57m/163g | 10〜50g | 1.2〜2.5号 | 53,000円 | 堤防・地磯の基準となるベイトモデル |
| GR90XHB | 2.74m/185g | 14〜60g | 1.5〜3.0号 | 54,000円 | 荒根・水深・重いリグを優先する場面 |
| GR90MHS | 2.74m/172g | 7〜40g | 1.0〜2.0号 | 54,000円 | 遠投・スイミング・フリーリグを使うスピニング |
北海道での選び方:4機種を釣り場とリグで分ける
GR80MMHB:港・小磯で、軽めのリグを操作して良型を狙う
5〜28g対応の80MMHBは、4本の中でいちばん軽いリグへ寄せやすいベイトモデルです。石狩湾新港や室蘭周辺の港で、7〜14gのフリーリグ、5〜10gのテキサスリグに3〜4インチのクロー系・ホッグ系ワームを組み、捨て石の際やケーソンの基礎周りを細かく探る使い方がイメージしやすいです。
操作は、着底後にラインスラックを取り、竿先を20〜40cmほど上げて再び落とす「小さなリフト&フォール」が基本。根掛かりが怖いからといって底を切り過ぎず、着底・障害物への接触・抜けを感じながら、1投の中で少しずつ通す角度を変えます。公式ではMパワーの穂先とMHパワーのバットを持つテクニカルモデルとされており、軽い操作感を残しつつパワーが欲しい人に合う選択です。
GR85HB:堤防・地磯で迷ったら基準にしたい、10〜50gの1本
85HBは10〜50g、PE1.2〜2.5号に対応するベイトのオールラウンドモデル。道南日本海側の堤防や小磯、道東太平洋側の根が点在する護岸で、10〜21gのフリーリグ、14〜21gのテキサスリグを使い、沖のブレイクや沈み根まで届かせたい人にまず検討しやすい番手です。
底を取ったら、ロッドを大きくあおり過ぎず、リールを1〜2回転巻いてから止める「ズル引き→ステイ」も有効な操作のひとつ。岩を乗り越えた直後、ワームが落ちる瞬間にバイトが出ることがあります。アタリがあれば、ラインを張って魚の重みを感じてからフッキングし、足元の根へ向かう前にロッドを立てて主導権を取りにいきます。これは北海道のアイナメ狙いへ当てはめた基本動作で、魚のサイズや障害物、ドラグ設定に応じた調整が必要です。
GR90XHB:荒根・深場で14〜60gを使う、パワー優先の選択
90XHBは、4本で最も強いパワーモデルです。ルアー重量は14〜60g、PEは1.5〜3.0号。潮が動く岬回り、沖まで根が続く地磯、足元から落ち込む水深のある堤防で、21〜35gを軸に底を取る必要があるときに候補になります。北海道では「大きいアイナメがいるはず」だけで選ぶのではなく、軽いシンカーでは底を取りづらい水深・流れ・根の荒さがあるかで判断したいモデルです。
リグは21〜35gのテキサスリグやフリーリグに、4〜5インチ程度のボリュームがあるクロー系・シャッドテール系を合わせるイメージ。着底を把握したら、根の手前で一度止め、ロッドをゆっくり煽ってワームを浮かせ、テンションを保ったまま落とします。強い竿でも、足場の低い場所から魚を抜き上げてよいとは限りません。ラインを結び直し、ランディングネットを用意し、波を被る場所では釣りをしない判断を優先してください。
GR90MHS:遠投して、巻きとフォールを使い分けたいスピニング派へ
90MHSはシリーズ唯一のスピニングモデル。7〜40g、PE1.0〜2.0号で、遠投性能とスイミングリグへの対応が公式の特徴です。ベイトタックルよりも遠投しやすい組み合わせを好み、道南の堤防や小磯で沖の根やブレイクを広く探りたい人、7〜14gのジグヘッド+4インチ前後のシャッドワームを中層まで巻いてソイ類を狙う人に検討しやすい1本です。
スイミングは、着水後に数えて任意の深さまで沈め、ロッドを立て過ぎず一定速度で巻くのが出発点。根に当たる深さでは、巻きを止めてテンションフォールへ切り替えると、根掛かりを避けつつワームを見せられます。フリーリグなら10〜21gを基準に、着底後のラインの変化を見逃さないようにします。飛距離が必要なときほど、横風でラインが膨らむと操作感は落ちるため、風向きとPE号数のバランスを釣行前に確認しましょう。
どの番手を買う?北海道向け早見表
| こんな釣りをしたい | 候補 | 最初に組みたい例 |
|---|---|---|
| 港・小磯で7〜14gを丁寧に扱い、軽さも欲しい | GR80MMHB | PE1〜1.5号+7〜14gフリーリグ+3〜4インチワーム |
| 堤防・地磯で10〜21gを中心に、アイナメを狙う基準の1本が欲しい | GR85HB | PE1.5〜2号+14〜21gテキサス/フリーリグ+4インチワーム |
| 荒根・深場・強い流れで21〜35gを底へ入れたい | GR90XHB | PE2〜3号+21〜35gテキサス/フリーリグ+4〜5インチワーム |
| 遠投して中層も探り、巻き・フリーリグを使い分けたい | GR90MHS | PE1〜1.5号+7〜14gジグヘッド/10〜21gフリーリグ |
| 初めてのロックフィッシュ、港内の小型ソイ、サクラマス・サケ・ショアブリ | 今回は見送る | 目的に合う入門〜専用タックルを別に選ぶ |

高いロッドなら、ショアブリにもサクラマスにも使えたらうれしいな。60gまで投げられる90XHBなら大丈夫?
購入前に確認したい3つのこと
- ベイトかスピニングか:根から離す巻き取りと重めリグの手返しを優先するならベイト。遠投、向かい風での軽めリグ、スイミングを組み込みたいなら90MHSを比較します。
- いつものシンカー重量:手持ちのリグが7〜14g中心なら80MMHBまたは90MHS、10〜21g中心なら85HB、21g以上を底まで入れる場面が多いなら90XHBを候補にします。適合範囲の上限付近を連投し続ける前提にはしません。
- 実売価格・在庫・保証:公式の価格は税抜52,000〜54,000円です。販売店の表示価格、在庫、配送条件、保証書の扱いは購入直前に確認してください。
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まとめ:北海道では「根の荒さ」と「使う重さ」から選ぶ
HRF SX GRは、既存の通常HRF SX記事と同じ内容を繰り返すための4機種ではありません。根が荒い釣り場で大型アイナメを意識し、ワームリグをきちんと操作して、掛けた後に主導権を渡したくない人が比較する、より用途を絞った候補です。まずは港内ライトロックまで含めた1本を探すなら既存HRF SX、狙う重さと場所が決まっているならGRを検討しましょう。
- GR80MMHB:港・小磯で軽めのリグを丁寧に扱いたい人
- GR85HB:堤防・地磯で10〜50gを使う、ベイトの基準を探す人
- GR90XHB:荒根・水深・重量級リグを優先したい人
- GR90MHS:遠投、スイミング、フリーリグをスピニングで組み立てたい人
- 見送る人:最初の万能竿を探している人、港内ライトロック中心の人、ショアブリ・サクラマス・サケが主目的の人
釣行前には、釣り場の立入規制・漁港ルール・遊漁ルールを必ず確認してください。特に磯や外海に面した堤防では、風、波、うねり、雷の予報を優先し、ライフジャケットと滑りにくい靴を用意しましょう。高価なタックルでも危険な状況を安全にはできません。「今日はこのリグと足場で無理なくできるか」を確かめてから楽しみたいですね。
参考:ダイワ公式「HRF SX」製品ページ/LureNewsR「HRF SX GR」紹介記事/turibitop既存「HRF SX」記事(いずれも2026年8月12日確認)


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