磯釣りウェアの選び方|がまかつXicsは北海道ロックショアに買いか?GL4021・GL4022を徹底解説

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本記事は、がまかつが公開している製品仕様をもとにした新製品解説・購入ガイドです。
筆者自身による実釣レビューではありません。
仕様・価格・在庫は変わる場合があるため、購入前には、公式ページと販売店の情報をもう一度確認してみてください。

北海道でロックフィッシュや海サクラマスを狙っていると、レインウェアは単なる雨具では済みません。
磯やテトラを歩くときの動きやすさ、ライフジャケットとの干渉、波しぶきを浴びたあとの不快感。
2〜3万円台のウェアを使ってきた人ほど、「次は何を基準に選ぶべきか」と悩むはずです。

そこで注目したいのが、がまかつの新シリーズXics(イクス)
ラインナップは、トップスの「Xics ハードシェル GL4021」とボトムスの「Xics ビブパンツ GL4022」です。

結論から言うと、Xicsは磯・テトラ帯での移動、キャスト、ライフジャケット着用を繰り返す中級者に有力な選択肢です。
一方で、初めての一着を探している人、真夏の涼しさだけを最優先したい人には、別の選択肢もあります。

くまP
くまP
上下で7万円(税別)となると、ただ雨を防げればいい人向けではなさそうだね。
釣り人P
釣り人P
そうなんだ。
この記事では「高性能だから買い」と決めつけず、北海道のショアでどんな不満を減らしたい人に合うのかを一緒に見ていこう。

結論:Xicsを選ぶべき人・見送るべき人

Xicsを選ぶべきなのは、次のような人です。

  • 磯・テトラ・サーフで歩く距離があり、キャスト時の突っ張りが気になる
  • ライフジャケットの上から着ても、ポケットやフードを使いやすくしたい
  • 尻・膝・後裾など、擦れやすい部分の耐久性を重視したい
  • 雨だけでなく、風や波しぶきがあるショアゲーム向けに上下を更新したい

反対に、初めて釣り用レインウェアを買う人や、まずは予算を抑えたい人には、少し贅沢すぎる選択になるかもしれません。
また、真夏の蒸し暑さでの換気性能を最優先するなら、後で紹介するベンチレーション重視モデルも比較対象に入れるべきです。

GL4021、GL4022はそれぞれメーカー希望本体価格35,000円。
上下セットなら70,000円(税別)、税込で77,000円が目安です。
まずは手持ちのウェアのどこに不満があるかを、ゆっくり整理してから検討してみましょう。

なお、公式ページには、完全防水の製品ではなく、ファスナー部などから水が侵入する場合があると明記されています。
電子機器や貴重品は、必ず防水ケースに入れる前提で考えてください。

磯釣りウェアは、数値だけで選ばない

磯釣りウェアを選ぶとき、耐水圧や透湿性の数字に目が行きます。
もちろん重要な情報ですが、それだけで快適さや防水性の優劣は決まりません。
素材構成、ベンチレーション、袖口や裾の形、ライフジャケットとの組み合わせ、そして自分の釣り方まで見て判断していくと選びやすくなります。

北海道のロックフィッシュや海サクラマスでは、次の4点を優先したいところです。

  1. 可動域:足場の悪い磯での開脚、テトラでの乗り越え、フルキャストを妨げないか。
  2. ライフジャケットとの相性:胸ポケット、フード、前ファスナーがベストと干渉しないか。
  3. 擦れへの強さ:膝・尻・裾が岩や地面に触れる場面を想定できるか。
  4. レイヤリングの余地:春・秋の冷え込みで、中間着を足しても動きにくくならないか。

Xicsは、まさに「ショアで動き続ける」場面を意識したシリーズです。
メーカーは、新素材「Xicsハードウーブン」を、耐水性・透湿性・耐久性を備えた3層素材として紹介し、擦れや破れが起きやすいロックショアに適したウェアとしています。

仕様はがまかつ公式のXics案内で確認してください。

まず押さえたいXicsの基本スペック

ここでは、公式情報のなかでも購入前に見ておきたいポイントだけを、ひと目で分かるようにまとめました。
数字はあくまで判断材料のひとつ。
実際には、使う場所やライフジャケットとの組み合わせまで含めて考えてみてください。

項目 Xics ハードシェル
GL4021
Xics ビブパンツ
GL4022
メーカー希望本体価格 35,000円(税別) 35,000円(税別)
耐水圧 28,000mm 28,000mm
透湿性 20,000g/m²・24h 20,000g/m²・24h
生地 Xicsハードウーブン/3層構造(公式案内)
主な役割 キャスト時の動きやすさ、フード・袖口・ポケットの使いやすさ 膝・尻・裾の擦れ対策、屈伸・開脚、ブーツまわりのカバー
特に見たい設計 ライフジャケット着用を考えたポケット配置、止水ファスナー、調整式フード チェストカバー、サスペンダー、立体裁断、インナーゲーター、耐久パネル
サイズ展開 S〜3L(購入前に公式のサイズ表・試着で確認)
大切な注意点:どちらも完全防水をうたう製品ではありません。
ファスナー部などから水が入る場合があるため、スマートフォンや鍵は防水ケースに入れておくと安心です。

Xics ハードシェル GL4021|上半身の動きとライフジャケットを考えた設計

GL4021は、耐水圧28,000mm、透湿性20,000g/m²・24hを公表するハードシェルです。
数値の高さだけでなく、キャストや移動を想定したパターン、フード、袖口、ポケットの配置に特徴があります。

公式情報で特に注目したいのは、次の点です。

  • キャップを被ったままでも余裕を持たせたフード
  • ワンタッチで調整でき、首元をホールドするフード設計
  • フロントと胸に止水ファスナーを採用
  • 手首を絞って水の侵入を軽減するカフス
  • ラインの引っ掛かりを軽減する袖口のタブ設計
  • ライフジャケット着用を想定したポケット配置
  • キャスト動作を考慮したパターン設計

海サクラマスで長いロッドを振り抜くときも、ロックフィッシュでリグを操作するときも、腕や肩まわりの抵抗は集中力を削ります。
GL4021の価値は、単に雨を弾くことよりも、「釣りの動作中に余計なストレスを減らせるか」にあります。

ただし、これは公式仕様に基づく解説です。
自分のロッドワーク、ライフジャケット、体格に合うかは、購入前に試着または販売店で確認してください。

仕様はGL4021公式ページで確認できます。

Xics ビブパンツ GL4022|濡れ・擦れが集中する下半身を守る

GL4022は、同じく耐水圧28,000mm、透湿性20,000g/m²・24hを公表するビブパンツです。
上着だけを良いものに替えても、膝をつく、しゃがむ、ブーツ周りから水が入りやすいといった不満は残ります。
磯・テトラで下半身の負担が気になる人には、むしろこちらが先に効く場合もあります。

主な特徴は以下の通りです。

  • 胸元の水濡れを軽減するチェストカバータイプ
  • 調整できるサスペンダー
  • 上下から開閉できるダブルファスナー
  • 腰ポケットの止水ファスナー
  • 屈伸・開脚を妨げにくい立体裁断
  • ブーツを覆い、足元からの水の侵入を軽減するインナーゲーター
  • 尻部・膝部・後裾部に耐久性素材を配置

すでに防水ジャケットを持っていて、パンツ側の擦れや足元の不快感に悩んでいるなら、GL4022単品から考えるのも合理的です。
逆に、ビブパンツの着脱やサスペンダーが好みに合わない人は、購入前に必ず試着してください。

GL4022も完全防水ではありません。
ポケットへ電子機器を直接入れる使い方は避けましょう。

仕様はGL4022公式ページで確認できます。

上下セットか、単品からか

上下セットが向く人

手持ちのウェアに「蒸れ」「動きにくさ」「ライフジャケットとの干渉」「擦れ」の複数の不満があるなら、上下セットでの更新が自然です。
上半身と下半身を同じ設計思想でそろえることで、磯歩きからキャストまでのストレスをまとめて見直せます。

GL4021単品が向く人

既存のパンツやビブに満足している一方、フード、袖口、ポケット位置、腕まわりの動きに不満がある人です。
ライフジャケットと合わせたときの使い勝手を重視するなら、まずジャケットを更新する判断もあります。

GL4022単品が向く人

膝・尻・後裾の擦れ、ブーツ周りの濡れ、しゃがみ動作での窮屈さを改善したい人です。
上着を重ね着で調整できているなら、下半身の耐久性に投資する価値があります。

🔗 Xicsの在庫・実売価格を確認

競合2製品と比べると、Xicsはどんな立ち位置?

製品 税別価格 主な強み 向く人
がまかつ Xics GL4021+GL4022 70,000円 可動性、耐久性、ライフジャケット着用を考えたショア設計 磯・テトラでの移動とキャストを重視する人
ダイワ DR-3126 RAINMAX コンビアップレインスーツ 39,000円 磯向け、フローティングベスト連結、コストを抑えやすい ベスト連結を重視しつつ予算も管理したい人
ダイワ DR-2226 Pertex クールベントレインスーツ 79,000円 大型ベンチレーション、夏場の換気性能 蒸し暑い時期の快適さを最優先する人

DR-3126は、磯・船釣り向けのレインスーツで、フローティングベストと連結できるコンビアップシステムを採用しています。
Xicsより導入コストを抑えながら、ベストと組み合わせる前提で考えたい人の有力な比較対象です。

仕様はDR-3126公式ページで確認してください。

DR-2226は、耐水圧30,000mm、透湿性13,000g/m²を公表し、背面・肩・ポケット・パンツにベンチレーションを備える夏向けモデルです。
Xicsと同価格帯ですが、選ぶ理由は異なります。
真夏の蒸し暑い雨で換気を優先するならDR-2226、磯歩きや擦れ、ベストとの相性を重視するならXics、という考え方が分かりやすいでしょう。

仕様はDR-2226公式ページで確認してください。

くまP
くまP
数字だけ見れば、どれが一番強いか決められそうだけど……。
釣り人P
釣り人P
試験条件や素材のつくりも違うから、数字を順位にするのはちょっと危険。
自分が磯で何に困っているかから選ぶと分かりやすいよ。

サイズ選びと、北海道でのレイヤリング

XicsはS〜3Lを展開しています。
公式の身長目安は、Sが162〜168cm、Mが167〜173cm、Lが172〜178cm、LLが177〜183cm、3Lが182〜188cmです。
ただし、これはあくまで目安です。

北海道のショアで着るなら、普段着のサイズだけで決めず、次の状態を想定して試着してください。

  • ベースレイヤーと中間着を着た状態
  • ライフジャケットを着用した状態
  • 腕を上げてキャストする動作
  • しゃがむ、開脚する、テトラをまたぐ動作
  • フードを被ったときの視界と首の動き

また、Xicsは防水透湿のハードシェルであり、防寒着そのものではありません。
春の海サクラマス、秋のロックフィッシュ、冷え込む朝夕は、汗を逃がすベースレイヤーと保温するミドルレイヤーを気温・風・運動量に合わせて調整しましょう。
「高価なレインウェアなのに寒い」という不満は、レイヤリングで防ぐものです。

安全上の注意:ウェアだけで磯のリスクは消せない

Xicsはライフジャケット着用を想定した設計ですが、救命具の代わりにはなりません。
磯・テトラ・サーフでは、適切なライフジャケットと滑りにくいフットウェアを別途用意してください。

荒天、うねり、急な風の強まり、立入禁止の表示がある場所では釣行を見送ることが最優先です。
レインウェアは快適性を助ける装備であって、安全な釣行を保証するものではありません。

FAQ

Xicsは完全防水ですか?

いいえ。
公式ページでは、ファスナー部などから水が侵入する場合があると案内されています。
スマートフォンや車の鍵などは、防水ケースに入れて携行してください。

北海道の冬に、Xicsだけで対応できますか?

防風・防水の外側としては役立ちますが、防寒着そのものではありません。
気温・風・釣行時間に合わせ、ベースレイヤーとミドルレイヤーを組み合わせてください。

上下セットで買うべきですか?

手持ちのウェアに複数の不満があるならセットが向きます。
上着またはパンツの片方にだけ不満があるなら、単品購入も選択肢です。
試着時に、今使っているライフジャケットやブーツとの相性を確認しましょう。

サイズはどう選べばよいですか?

公式の身長目安を出発点にしつつ、中間着とライフジャケットを着用した状態で、腕上げ・しゃがみ・開脚を試してください。
体型別にサイズを断定できる製品ではないため、可能なら販売店での試着をおすすめします。

まとめ|北海道ショアで「動き続ける」人のための上下セット

Xicsは、誰にでも必要なレインウェアではありません。
しかし、磯やテトラで歩き、キャストし、ライフジャケットを着たまま一日動く人にとっては、単なる雨具より一歩踏み込んだ選択肢です。

特に、2〜3万円台のウェアからステップアップしたい中級者は、可動性、耐久性、ベストとの干渉、下半身の保護という順で手持ちの不満を洗い出してみてください。
その答えが複数当てはまるなら、Xicsを検討する理由があります。

ロックフィッシュ用のロッド選びは、26ハードロッカー エクスチューンの記事も参考にしてください。
海サクラマスの時期や状況は、サイト内の「釣果まとめ&釣り予報」から最新記事を確認しましょう。

🔗 Xicsの在庫・実売価格を確認

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参照元・確認日

確認日:2026年7月22日

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