皆さん、こんにちは。
ブログ「turibitop.com」管理人の釣り人Pです。
2月最終週。日中の日差しに少しずつ力強さを感じるようになりましたが、釣り場は依然として氷点下の厳しい環境が続いています。

こんにちは!相棒のくまPだよ。
釣り人P、2月の最後ってなんだか「冬の終わり」と「春の始まり」が混ざり合って、そわそわする時期だね。

その通りだね、くまP。
魚たちの動きも、2月の「耐える時期」から、3月の「動く時期」への移行期間に入っているんだ。
今日は、現場の状況から導き出した「勝てる確率を高めるための戦略」を深掘りしていくよ。
【先週の総括】2月第3週(2/15〜2/21)の分析
先週は2月17日の「新月」を軸に、潮が大きく動く大潮が重なった、夜釣りの期待値が非常に高いサイクルでした。
海サクラマス(日本海側):接岸の定着
島牧、せたな、積丹方面の日本海サーフでは、第2陣と思われる群れの接岸に向けた動きがより鮮明になりました。
- サイズ感: 45cm〜55cmクラスのキャッチが各所で散見されています。
- ヒットパターン: 水温低下の影響で魚の代謝が落ちているためか、早いアクションよりも、ジグミノーを極限までゆっくりと見せる「デッドスロー(超低速リトリーブ)」に反応が集中しました。
夜ニシン:群れ依存の「短時間勝負」
新月周りの小樽港や石狩湾新港では、期待通りの回遊が見られたものの、非常にシビアな展開となりました。
- 実態: 集魚灯による足止め効果は確認できましたが、群れの移動スピードが速く、時合(じあい)が30分程度で終わってしまうケースも。
- 攻略の鍵: タナが底付近に固まっており、サビキを動かしすぎず、魚が回ってきた瞬間にいかに手返し良く釣るかが釣果を分けました。
【今週の戦略仮説】2月22日〜2月28日のターゲット
天文暦に基づく月齢データと、主要港の潮汐をベースにした今週の戦略カレンダーです。
2月最終週・戦略カレンダー
| 日付 | 潮回り | 月齢 | 戦略的ターゲット | 期待度(仮説) |
| 2/22 (日) | 中潮 | 4.6 | 海サクラ(朝マズメのサーフ) | ★★★★☆ |
| 2/23 (月祝) | 中潮 | 5.6 | 茨戸川ワカサギ(午前中・深場狙い) | ★★★★☆ |
| 2/24 (火) | 上弦の月 | 6.6 | ナイトロック(港湾部・キワ狙い) | ★★★★★ |
| 2/26 (木) | 長潮 | 8.6 | 港湾・カジカ(ルアーボトムバンプ) | ★★★☆☆ |
| 2/28 (土) | 中潮 | 10.6 | 海サクラ & 夜ニシン(週末回遊期待) | ★★★★☆ |
【今週の主役】ナイトロック:上弦の月の「明暗」を叩く
今週、最も注目すべきは港湾部のクロソイ・マゾイを狙うナイトロックです。
- 仮説の根拠: 2月下旬、水温が底打ちして安定するこの時期、大型の個体は無駄な回遊を避け、ストラクチャーに非常にタイトに付く傾向があります。
- 月齢の活用: 24日前後の「上弦の月」は、夜半まで月が残るため、堤防やテトラの「明暗」がはっきりと生まれます。
この光の境界線に、低活性なソイがベイトを待ち伏せて付いている可能性が高いと推測しています。
実戦解説:ナイトロック「壁際デッドスロー」の極意
今週の目玉であるナイトロックにおいて、具体的にどう「仮説」を証明するか。そのテクニカルな手法を解説します。
軽量リグの選択
この時期のソイは、ルアーを激しく追うことは少ないです。
- 推奨リグ: 1.5g〜3.5g程度の軽量ジグヘッドを使用します。
- 狙い: 魚の目の前を「ふわふわ」と漂わせ、吸い込みやすい状態を作るためです。
重すぎるシンカーは、魚が口を使う前に底に沈んでしまい、根がかりのリスクを高めるだけでなく、警戒心を与えてしまいます。
「キワ」を舐めるように引く
キャストして沖を狙うのではなく、堤防の足元、いわゆる「壁際」が最大のポイントです。
- アクション: ルアーを壁ギリギリに落とし、カーブフォールで底を取ります。
その後、壁から5cm以上離さないイメージで、リールを1秒間に1回転以下の超低速で巻いてください。 - 理由: この「壁を舐める動き」こそが、ストラクチャーに潜む大型個体を誘い出す唯一の手段になることが、私の10年の経験から導き出された結論です。

5cm以上離しちゃダメって、すごく繊細な釣りなんだね!
集中力が試されるね。
ショア・カジカ:ルアーで狙う「底の重戦車」
今週もう一つのアクセントとして提案したいのが、カジカ狙いのルアーゲームです。
- 戦略: エサ釣りが主流のカジカですが、この時期はルアーへの攻撃本能が意外なほど高まっています。
- リグ: 14g〜21gのテキサスリグに、3インチ〜4インチのクロー(ザリガニ)系ワームを装着します。
- メソッド: ボトムを叩き、砂煙を上げる「ボトム・バンピング」。
跳ね上げた後のステイ(静止)を3秒〜5秒と長めに取ることで、底に這うカジカに食う間を与えます。 - 醍醐味: 「ドンッ!」という、根がかりと見紛うほどの重厚なアタリを掛けた瞬間の重量感は、冬のロックフィッシュならではの魅力です。
プロの道具箱:今週の「厳選実戦アイテム」3選
毎週、フィールドの微細な変化に合わせて更新する道具箱。
今週はナイトロックの精度向上と、3月の「本番」に向けたメンテナンスアイテムを厳選しました。
「UV蓄光ライト(強力タイプ)」
ナイトロックでグロー(夜光)系のワームを使用する際、スマホのライトでは光量が不足し、発光が長続きしません。
- 理由: 専用のUV(紫外線)ライトで一瞬で蓄光させることで、視界の効かない深場のソイへ確実にアピールしましょう。
特に今週のような月明かりがある夜は、ワームの自発光が「境界線」でのアピールを左右します。
「フックシャープナー(細目)」
来週から始まる3月の大型海サクラ(板マス)シーズン。
道具の準備で最も重要なのが「針先」です。
- 理由: 冬の間に使用したルアーの針先は、意外と鈍っています。
研ぐことで貫通力を復活させるシャープナーは、千載一遇のチャンスを逃さないための「プロの嗜み」です。
10年の経験上、逃した大物の半分はフックの甘さが原因だと考えています。
「メジャー」
3月は自己記録更新の期待が最も高まる月です。
- 理由: 正確な計測はアングラーとしての誠実さであり、ブログやSNSでの信頼性にも直結します。
狂いのない計測器具を今のうちに準備し、現場での計測をスムーズに行えるよう練習しておきましょう。

針先をツンツンして、いつでも戦えるようにしておかなくちゃね!僕もメジャーが絡まないように練習しておくよ。
3月の「板マス」に向けた戦略的思考の整理
2月の最終週は、3月から本格化する大型海サクラマス(通称:板マス)に向けた、いわば「精神的な準備期間」でもあります。
- 板マスの基準: 私の中では3kg超を一つの基準としています。
このクラスになると、タックルへの負荷がこれまでとは別次元になります。 - タックル点検: PEラインの巻き替え、リーダーの結び変えはもちろん、リールのドラグがスムーズに出るか、洗浄とグリスアップを徹底してください。
- 視点: 飛距離はもちろん、大型の硬い口に確実にフッキングさせ、なおかつ身切れを防ぐための「フック貫通性能」と「ロッドの追従性」。
この時期の徹底したこだわりが、3月のドラマを生むのです。
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結び
2月最終週。北海道の冬は最も深まり、そして最も「次への変化」を予感させる時期です。
いつものパターンに固執せず、ナイトロックやカジカといった「今、目の前の条件」に合わせた釣りを展開することで、新しい発見があるはずです。

安全第一。ホワイトアウトの予報がある際は無理をせず、時には道具の手入れに時間を当てるのも立派な「釣り」です。

そうだよね!命や健康あってこその釣りだからね!
それでは、素晴らしい週末と、最高な1週間の釣行を!
釣り人P & くまPでした!


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